SELMERSerie22

Production Period / 1922(SN:750-1,130)

Introduction

History

 SELMER Serie 22は1922年に製造された、SELMER初のサックスです。

このモデルはSELMERの歴史の出発点となる非常に貴重な楽器であり、現存する個体は極めて少ないためヴィンテージサックスの中でも特に高い価値を持っています。

 

サウンドは高音域が少し甲高く、渋みと曖昧さが共存する独特の音色が特徴です。現行モデルのような明瞭な響きではなく、ヴィンテージ特有の温かみと深みを持つサウンドで、繊細さを感じさせます。

この曖昧さが、Serie 22ならではの魅力と言えるでしょう。


現行と比べると、Serie 22はAdolphe Saxに似たコンパクトな持ち心地や、オクターブキーの配置・サイドキーの形状が特徴的です。

演奏のしやすさや操作性では現行モデルに劣る部分がありますが、そのクラシカルな構造とデザインが、元祖SELMERサックスとしての特別な価値を感じさせます。

 

また、Serie 22は製造期間が1年のみという非常に希少なモデルで、その後に製造されたModel 22のプロトタイプ的な位置づけにあります。

シリアルナンバーもSELMER初期のものに属しており、SELMERの黎明期を象徴するモデルです。

Real Sound



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