Production Period / 1950-1998(SN:305,000-800,000)
KING Super 20 Silver Sonicは、1950年から1998年まで製造されたモデルです。名前の通りSuper 20シリーズの中でもシルバーの使用部分が多く、ベルの外部分がシルバー、インナーはゴールドプレートで仕上がっております。
Super 20はKINGのサックスの中で長い期間製造されたロングモデルで、シリーズ1から6まで区分されております。H.N.White社の職人が残っていた頃に製造されていたシリーズ1と2が全盛期に該当すると言われています。Silver Sonicはシリーズ2前後から製造が開始されました。
Super20は後期に進むにつれ仕様の簡素化が進み、サウンド面も含め徐々に安価なモデルとなっていきました。そのためシリーズによってデザインや仕様に違いが見られます。
例えばシリーズ1ではネック部分にダブルソケットが採用されておりましたが通常のソケットへの変更がされております。
また、ストラップをかけるリングも3つありましたがシリーズ6では、1つに減少しました。
サウンドは、まっすぐに響く音色が特徴的です。
現行モデルと比較すると、持った際に手に馴染みにくい印象がありますがキーワークは操作しやすく設計されています。
また音域によるピッチのばらつきがあり、特に高音域が上ずりやすいため演奏には慣れが必要です。
KING Super 20 Silver Sonicは、シルバーを多く使用された仕様となっており大変楽しめる一本です。Super 20シリーズの進化と変遷を感じながら、当時の仕様やサウンドの違いを体験できます。