Production Period / 1954-1975(SN:54,420-241,000)
シリアルナンバー:148,822
A. SELMER Mark Ⅵは、1954年から1973年まで製造されていたモデルです。
Mark Ⅵは、「ヴィンテージサックスの王様」とも称され、ジャズ奏者なら誰もが憧れる存在です。またフランス製の「フラセル」とアメリカ製の「アメセル」の2種類が存在し、特にアメセルの彫刻は多くの奏者に人気があります。
音色はダークさと芯のある力強さを兼ね備えており、メタルマウスピースを使えばファンクやフュージョンでパワフルなサウンド、ラバーマウスピースを使えばバラードで温かい音色を奏でるなど、幅広い表現が可能な楽器です。加えて芯のある音質と美しい響きで、高音域のクリアなサウンドも際立ちます。
現行と比べると、見た目は現代の楽器と大きく変わらないものの、レバーがまっすぐな形状のため操作に慣れるまでは少し異なる感覚を覚えるかもしれません。
またハイF#キーがないモデルも多く、これが演奏の難易度を上げることもありますが、こうしたヴィンテージならではの特徴がMark Ⅵの価値を一層引き立てています。
Mark Ⅵは、シリアルナンバーによって音色が異なり、特に12万〜14万番台は「黄金期」とされ、最高のサウンドを誇ります。
またヴィンテージ市場でも高い評価を受けており、その希少性から入手が困難ですが、それだけの価値を提供する一流の楽器です。
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